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【あした子供に教えたい哲学】『人生の目的は、人の役に立つ人材になり、他者に思いやりを持ち、社会に貢献すること』

ke-sensei
キーワード

生きる目的 利他的 人の役に立つ SST

人生の目的は、
人の役に立つ人材になり、
他者に思いやりを持ち、
社会に貢献すること

ラルフ・ワルド・エマーソン (アメリカの思想家)

【あした子供に教えたい哲学】では、人生の指針となるような教えを発信しています!

療育に限らず、学校やご家庭でお子さんにお話ししてもよいでしょう。

この記事を書いた人
Ke先生
Ke先生
発達作業療法士
Profile
地域の療育現場で働く作業療法士。
わたし自身長く療育に携わってきてもお子さんとの関わりについて日々悩むばかり。
悩む中で得られた知識や経験を共有し、同じ悩みを持つ方の力になれればと思いブログをはじめてみました!
『楽しく学べる!』をコンセプトに療育に関する知識や技術を発信していきます!
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※哲学について深く考察する記事ではありません。あくまで、子どもと一緒に考える材料としてお使いください。

この言葉を残した人

参考資料

名前:ラルフ・ワルド・エマーソン (Ralph Waldo Emerson)

出身:アメリカ

職業:哲学者 思想家 作家

アメリカの思想を作った人の一人。初代大統領リンカーンにも影響を与えた。本をいくつも出版しているが、基本的には講演をすることを目的に作られていた。あまり公言していなかったが、奴隷解放の意志も強くもっていた人。

言葉の意味

人生の目的は、
人の役に立つ人材になり、
他者に思いやりを持ち、
社会に貢献すること

ラルフ・ワルド・エマーソン (アメリカの思想家)

人は何も考えずに生きていると、つい利己的に生きてしまいます。

仕事も「お金のため」「生活のため」仕方なくやっている人もいるでしょう。

しかし、自分の人生を意味あるものとして生きるために重要なことは

「人を思いやり、人の役に立つこと」です。

そんなこと言われても忙しいし、自分の事で精一杯だよ。

大丈夫です。あなたはすでに誰かの役に立っています!

あなたは今日どんな役に立ちましたか?
  • 仕事に行った
  • 電車で立った
  • 家事をした
  • 道をゆずった
  • 扉を開けてあげた
  • 困っている人に声をかけた

わたしたちは生活の中で無意識に他人の役に立とうとしています。

特に日本人はそれが、生活の一部。当たり前の事になっています!なんと素晴らしいことでしょうか!

自分が存在することで、他人の役に立っていることをもっと自覚しましょう。

そうすることで、人生に意味が見出せてくるはずです。

さらに、もっと人の役に立ちたいという気持ちが出てきて、良い思考のループになるはず!

子どもへの伝え方

発問:一生懸命誰かの為に働いてお給料が少ない人と、詐欺で大金を得ている人。どちらが幸せだと思いますか? 理由も考えなさい。

意見発表時間 (どんな意見も否定しない)

私たち人は、誰かの役に立つことをすると幸せを感じられるようになっています。

例示:誰かの誕生日プレゼントを必死に考えて、喜んでもらえたらうれしいですよね。

例示:誰かのためにドアをちょっとだけ支えてあげて、通った人がペコっとしてくれたらうれしいですよね。

(余談風に:ちなみにお金もたくさんの人の役にたったら、たくさん貰えます。)

発問:「七夕」「初詣」など私たちは「願い」を書くことがありますが、今あなたはどんな願い事を書きますか?

意見発表時間 (どんな意見も否定しない)

自分のための願いを「利己的」といいます。

発問:では、逆に他人のための願いをなんと言うでしょう。

利 〇 的

正解は「利他的」と言います。

ここでアメリカの偉い人の言葉を教えます。

人生の目的は、
人の役に立つ人材になり、
他者に思いやりを持ち、
社会に貢献すること

ラルフ・ワルド・エマーソン (アメリカの思想家)

自分の幸せのために、ほかの人の役に立つことをしてみましょう。

まとめ

障害を持つお子さんは、その特性により周囲の人に助けられる頻度が多いです。

私が出会ってきたお子さんの中にも、自分が助けられることが「普通」であり、
「自分が他人の役に立てる」という気持ちになったこともない人もいました。

これからの人生、人に助けられることが多い子だからこそ、周囲の人に好かれる必要があります。

「助けてもらうことが当たり前」の思考からの脱却がこの話で見いだせると良いですね!

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発達作業療法士
地域の療育現場で働く作業療法士。
わたし自身長く療育に携わってきてもお子さんとの関わりについて日々悩むばかり。
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