SST

【あした子供に教えたい哲学】『他人を指さして批判する前に、自分の指がきれいかを確認しよう』

ke-sensei

『他人を指さして批判する前に、自分の指がきれいかを確認しよう』

ボブ・マーリー

【あした子供に教えたい哲学】では、子どもの人生の指針となるような教えや考えを発信しています。

療育に限らず、学校やご家庭でお子さんにお話ししてもよいでしょう。

この記事を書いた人
Ke先生
Ke先生
発達作業療法士
Profile
地域の療育現場で働く作業療法士。
わたし自身長く療育に携わってきてもお子さんとの関わりについて日々悩むばかり。
悩む中で得られた知識や経験を共有し、同じ悩みを持つ方の力になれればと思いブログをはじめてみました!
『楽しく学べる!』をコンセプトに療育に関する知識や技術を発信していきます!
プロフィールを読む

※哲学について深く考察する記事ではありません。あくまで、子どもと一緒に考える材料としてお使いください。

この言葉を残した人

TBIB / Shutterstock.com

参考資料

名前:ボブ・マーリー (ロバート・ネスタ・マーリー)

出身:ジャマイカ

職業:歌手

格差社会を歌でどうにかしようとした人。レゲエの神様と呼ばれている。ガンにより若くして亡くなった。歌で戦争をやめさせた伝説もある。心から平和な世界を願っていた人物。

言葉の意味

『他人を指さして批判する前に、自分の指がきれいかを確認しよう』

ボブ・マーリー

人は、物事を他人の責任と押し付けて自分を守るものです。これを他責とも呼びます。

しかし、相手を批判する人に限ってその人自身、うしろめたさや自己否定的な気持ちを持っているものです。

相手の批判をする前に自分の行動や内面を見つめなおしましょう。

深ぼり!

ボブ・マーリーが歌う「レゲエ」というジャンルは、かつて「歌」としてなかなか認められてきませんでした。

批判を受け付けてきたからこその言葉なのかもしれませんね。

子どもへの伝え方

発問:悪いことをした人に「ダメな奴だ」と言ってやるのは、良いことでしょうか。

政治家や有名人、YouTuberが悪いことをするとみんなの前で「すみません」と謝ってますね。

それを見ているほとんどの人は、怒っていて、謝っている人に言葉で攻撃しています。

悪いことをやった人だから、言われて当然なのでしょうか。

指示:先生を指さしてみなさい。

先生に指は何本向いていますか?(1本)

では、自分に指は何本向いていますか?(3本)

人の事を批判するということは、同時に自分のことも批判していることになります。

しかも相手には1本なのに自分には3本も向いています。

人を批判する事には何の意味もありません。

なにか不満や怒りがあるのならそれを解消するのは自分です。

他者を変えようとせず、自分が変わろうとしなさい。

まとめ

発達障害の有無にかかわらず、絶対的な正義感を持つ子がいます。

社会・教室・友人・家族に対し、自分の思う絶対的正義を押し付ける人にならないよう、

自分の行動に目が向くような教えをし、その子の気持ちを適切な行動に昇華できるよう手助けしてあげましょう

Xからの読者コメントをお待ちしています。
ブログ更新の励みになります!
ABOUT ME
Ke先生
Ke先生
発達作業療法士
地域の療育現場で働く作業療法士。
わたし自身長く療育に携わってきてもお子さんとの関わりについて日々悩むばかり。
悩む中で得られた知識や経験を共有し、同じ悩みを持つ方の力になれればと思いブログをはじめてみました!
『楽しく学べる!』をコンセプトに療育に関する知識や技術を発信していきます!
記事URLをコピーしました