【あした子供に教えたい哲学】『他人を指さして批判する前に、自分の指がきれいかを確認しよう』

ke-sensei
『他人を指さして批判する前に、自分の指がきれいかを確認しよう』
ボブ・マーリー
【あした子供に教えたい哲学】では、子どもの人生の指針となるような教えや考えを発信しています。
療育に限らず、学校やご家庭でお子さんにお話ししてもよいでしょう。
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言葉の意味
『他人を指さして批判する前に、自分の指がきれいかを確認しよう』
ボブ・マーリー
人は、物事を他人の責任と押し付けて自分を守るものです。これを他責とも呼びます。
しかし、相手を批判する人に限ってその人自身、うしろめたさや自己否定的な気持ちを持っているものです。
相手の批判をする前に自分の行動や内面を見つめなおしましょう。
子どもへの伝え方

発問:悪いことをした人に「ダメな奴だ」と言ってやるのは、良いことでしょうか。
政治家や有名人、YouTuberが悪いことをするとみんなの前で「すみません」と謝ってますね。
それを見ているほとんどの人は、怒っていて、謝っている人に言葉で攻撃しています。
悪いことをやった人だから、言われて当然なのでしょうか。
指示:先生を指さしてみなさい。
先生に指は何本向いていますか?(1本)
では、自分に指は何本向いていますか?(3本)
人の事を批判するということは、同時に自分のことも批判していることになります。
しかも相手には1本なのに自分には3本も向いています。
人を批判する事には何の意味もありません。
なにか不満や怒りがあるのならそれを解消するのは自分です。
他者を変えようとせず、自分が変わろうとしなさい。
まとめ
発達障害の有無にかかわらず、絶対的な正義感を持つ子がいます。
社会・教室・友人・家族に対し、自分の思う絶対的正義を押し付ける人にならないよう、
自分の行動に目が向くような教えをし、その子の気持ちを適切な行動に昇華できるよう手助けしてあげましょう。
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