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【あした子供に教えたい哲学】『感謝する理由が見つからなければ、落ち度はあなた自身にある』

ke-sensei
キーワード

感謝 SST

「感謝する理由が見つからなければ、落ち度はあなた自身にある」

ネイティブアメリカン【ミンカス族】

【あした子供に教えたい哲学】では、子どもの人生の指針となるような教えや考えを発信しています。

療育に限らず、学校やご家庭でお子さんにお話ししてもよいでしょう。

この記事を書いた人
Ke先生
Ke先生
発達作業療法士
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地域の療育現場で働く作業療法士。
わたし自身長く療育に携わってきてもお子さんとの関わりについて日々悩むばかり。
悩む中で得られた知識や経験を共有し、同じ悩みを持つ方の力になれればと思いブログをはじめてみました!
『楽しく学べる!』をコンセプトに療育に関する知識や技術を発信していきます!
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※哲学について深く考察する記事ではありません。あくまで、子どもと一緒に考える材料としてお使いください。

この言葉を残した人

参考資料

伝承:ネイティブアメリカン「ミンカス族」

出身:北米

アメリカの先住民族。ネイティブアメリカンはそれぞれが、小さな部族であるからこそ人とのつながりが重要となっていた。便利な時代ではなかった当時を生き抜くための知識が伝承や格言として数多く残っている。

言葉の意味

「感謝する理由が見つからなければ、落ち度はあなた自身にある」

ネイティブアメリカン【ミンカス族】

人は一人では生きていけません。そんな当たり前の事をつい忘れてしまいがちです。

特に自分より劣っている人、能力がない人、仕事ができない人、嫌いな人。

そんな人と一緒にいると、ついイライラして相手を攻撃したくなります。

そう思ってしまうのは相手のせいではありません。自分の心のせいです。

相手の嫌な所ばかりに目をむけるのではなく、改めて相手のいいところに目をむけ、感謝することが大事なのです。

深ぼり!

ネイティブアメリカンは自分や個というものに執着しなかったそう。物はみんなのものであり、みんなで生活していくのがあたりまえ。

それゆえに、他者を尊重するのは考えるまでもなく当たり前だったのかもしれませんね。

子どもへの伝え方

発問:嫌いな人っていますか?

嫌いだ。苦手だ。その人がいなきゃいいのに。イライラする。そんな気持ちになってしまうことってたくさんあるよね。

それは本当にその人のせいなのでしょうか。

発問:ではその嫌いな人がいなくなったらどうなりますか?

すがすがしい気持ち。いい気持ちになるでしょうか。

人を嫌いになることは簡単ですが、人を嫌いでい続けることはとても大変です。

嫌な気持ちには体力も頭もつかって、良い気持ちがなくなっていってしまします。

相手を嫌って嫌な気持ちになり続けるのは今からやめよう。

その人がいてくれてありがとうの感謝の気持ちになれるよう、人のいいところを見つけましょう。

もし相手に感謝ができないのであれば、あなた自身の心をもう一度見つめなおしてみなさい。

まとめ

障害の有無にかかわらず、能力が劣っている人への風あたりは子ども方が強いです。

自分らしさが未発達だからこそ劣っている相手を見つけて攻撃したがるのです。

たまたま評価されやすい能力をもって生まれた子たちにこそ話してあげたいことです。

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地域の療育現場で働く作業療法士。
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