【個別?集団?】5つの質問でわかる!お子さんに合った療育選びの基準
- 自分の子にあった療育がわからない
- 個別と集団どっちがいいの?
- 初めての療育だから失敗したくない!
一口に療育施設と言ってもその種類は様々。自分の子にあった療育施設の選び方がわからない!そんなお母さんお父さんも多いはずです。
療育に関心が出てきたけど、種類が多くてどれを選べばいいのか分からない…。
今回は「5つの質問に答えていくだけで」個別にするか集団にするか、おおよその検討がつけれるようにまとめて解説していきます。
後半では、個別も集団も経験してきたKe先生がそれぞれのメリット・デメリットを簡単に解説してきます。
療育選び5つの質問!
5つの質問に Yes/No で答え、矢印のほうに次に進んでください!
私、Ke先生の経験と主観で作ったものなので、あくまで参考程度にお使いくださいね
それぞれの質問についての補足はこちら (クリックで開きます)
お子さんは言葉でコミュニケーションをとりますか?
「言葉」による発信が少ない場合、大人との1対1(個別)でじっくり言葉を学ぶ機会を持つことをお勧めします。
お子さんはコミュニケーションを楽しんでいますか?
他者と関わることを楽しめないような不安や緊張が強いお子さんは、集団に入るとより不安感が強まることがあります。最初は個別で安心して他者と関わる経験をすることをお勧めします。
お子さんは同世代と楽しく遊べますか?
同年代の子と楽しく遊べない場合、認知的な部分の難しさや他者との関わりに不安がある可能性があります。どこに苦手さがあるのかを判断するためにも最初は個別をお勧めします。
困り感は主に人との関わりですか?
友人関係や、微妙に空気が読めないなどの「人間関係」に課題があるなら集団をお勧めします。もちろん個別でもSSTはできますが、他者と実際に関わる方が座学よりも学びになります。
お子さんは学習や生活自立での困り感が強いですか?
読み書きや計算、お金の練習や日常生活の動作の獲得はじっくりと練習できる個別がおすすめです。
療育選びのまとめ
お子さんの現状に合わせて「個別療育にする」か「集団療育にするか」選択できるといいですね!
ここからは、「個別・集団」それぞれのメリットとデメリットを紹介します!
個別療育
個別療育とは、指導員と子どもの1対1で行う療育スタイルのことです。
施設によって内容はさまざまですが、運動系よりも座って行う活動を中心にしている療育施設が多いようです。
個別療育の最大の強みはオーダーメイドであること言えます。
指導員がお子さん一人一人の特徴や好み、発達の段階に合わせて支援を提供してくれます。
療育を通い始めたいと思った時、最初は個別から行うことをオススメします!
個別療育は良くも悪くも担当してくれる先生の実力が大きく影響します。
お子さんと相性のいい先生に出会えるかは、ほとんど運です。
先生ガチャは療育の世界にもあります…。
また、個別療育は子供1名に対し指導員が1名つきますから、その分1日に受け入れられる人数には限りがあります。
そのため、療育施設の空きが出にくいこともデメリットになります。
少しでもスムーズに療育に通う方法をまとめた記事はこちら!▼
集団療育
集団療育とは、複数人のお子さんを同じ空間に集めて行う療育です。
その中でも2人~4人くらいまでを「小集団」と呼ぶこともあります。
※個別療育と小集団療育どちらもやってる施設も!
集団療育の最大の強みは他児とのかかわりです。人は集団の力に引っ張られると普段できないことにもチャレンジしてみたくなるため、どんどん成長していく機会が持てます。
運動会とか、各組の団結はまさに「集団」のチカラ!
集団療育は個別に比べると、一人一人に合った療育を適宜提供してくのは困難になります。
そのため、お子さんにとって合わない療育の時間を過ごすこともあるでしょう。
また、療育に通うほかのお子さんとの集団になるため、お子さん自身の相性が合わない場合もあります。
まとめ
個別も集団もそれぞれ良さはありますが、初めて療育に通う方は「個別療育」をオススメします。
集団に比べ、お子さんが安心して通いやすかったり、お子さんにあった療育を提供してくれるからです。
療育慣れしてきて、人との関わりが一番の課題になってきたら「集団療育」に途中から切り替えるのも一つの手段として持っておきましょう。
通いたい療育施設に目星がついたけど、「空きがない」と断られてしまった時は、こちらの記事を参考にしてみてください!
少しでも通いやすくなるはずです!