【夏休み】子どもの生活リズムを保て!守るべき「4つの時間」と工夫


夏休み 生活リズム 体調管理
- 夏休み中、子どもの生活リズムが保てるか心配!
- 朝いつまでも寝ていて、このままでいいの?
- 子どもの夜ふかしが気になる!
夏休みなど、長期休みはずっと家にいて生活リズムが崩れるお子さんが多くいます。
きっとこの記事をお読みの皆様のお子さんも夜更かしをしたり、朝起きれないことで悩んでいることでしょう。
夏休み中に生活リズムが崩れる事により不登校になってしまうケースもあります。
今回はそんな生活リズム破綻の危険を持つ夏休みに、使える生活リズム維持のコツを教えちゃいます!

この記事は次のような人にオススメ!
- 夏休み中、寝起きの時間が崩れてしまった子。
- 長期休みダラダラ過ごしてしまっている子。
- 夏休み明け学校に通えるか心配な子。
親にとっては、悩みやストレスが増える夏休み。
少しでも子どものことでストレスを感じないためにも、子どもが自立して生活リズムを整えてくれることを目標に記事をきましたので、
ぜひ最後までご覧ください!
どうして生活リズムが大切?

では、どうして生活リズムが重要なのでしょうか。
生活リズムは「勉強」や「体の発達」にとって、もっとも基本的な土台となるからです。
この図のように、私たち人間の活動にとって生活リズムが重要だと言うことがわかります。

人間の生活は基本的に「習慣」によって作られ、その習慣によって体や脳が1日の始まりと終わりを感じ取って調整しています。
難しい言葉で「覚醒」とも言います。
朝起きて覚醒が上がって、夜に向けて下がっていく。
この覚醒を維持する=生活リズムを維持するということになる。
その習慣を作るものの最も重要なものは「時間」です。
「起きる時間」「活動する時間」「食事の時間」「寝る時間」これらの4つの時間を意識して守ることである程度体や脳の習慣は維持されます。
生活リズム=時間管理

時間の管理が生活リズムにとって一番重要です。
ここからは、お子さんの生活に関わる「時間」を保っていく工夫を紹介します。
今回は、お子さんの生活にとって重要な以下の時間について、それを維持する工夫を紹介します!
- 朝起きる時間を保つ工夫
- 夜寝る時間を保つ工夫
- 活動時間を保つ工夫
- 食事の時間を保つ工夫
朝起きる時間を保つ工夫
朝起きる時間を保つことが、生活リズムを保つために最も重要です。
すべての時間を保つことが大変な場合には「朝起きる時間」を守る事に集中するだけでも、かなり生活リズムは維持されます。
朝は学校がある平日と同じ時間に起きるようにしましょう。
しかし、何もメリットもなく人は朝早く起きる事は出来ません。
そのため習慣を作る最初の1歩は、朝起きて一番最初に子どもが1番大好きな活動をやらせてあげると良いでしょう。

義務もないのに早起きして何も楽しいことが待っていなければ
大人でも早起きは無理ですよね。
朝早起きするために最も重要なことは、早起きが子どもにとってメリットでなければいけません。
朝早く起きれた時の報酬として「早起き特別時間」を作ってあげましょう。


でも、朝から好きな事をやらせて良いの?

大丈夫!生活リズムが整うことで心も安定してくるから、切り替えも上手になるよ!
もし朝に好きな事をやらせる事に抵抗があるなら、早起きスタンプシートも有効です。
決まった時間に起きれたらスタンプやシールをあげて、一定のポイントまで貯まったら、ご褒美をあげることも生活リズムを維持する上では有効!

夜寝る時間を保つ工夫
朝早起きするためにも「夜寝る時間」を保つことも重要です。
近年は、子どもの寝る時間が徐々に遅くなっているという結果も出ています。
「睡眠時間」は子どもの脳や体の発達だけでなく心の安定にも関わりますから、寝る時間を維持することは親子間のストレス軽減にも働いてくれます。

寝る前に覚醒の上がることをしない
人は入眠に向けて徐々に覚醒が下がっていきます。
寝る前に体を激しく動かしたり、興奮するような活動は避けましょう。
絵本を読んだりお絵描きをしたり、ブロックなど落ち着いて活動できる事をしましょう。
また、人は寝る前に体温が下がっていくことで入眠できます。お風呂のタイミングや室温にも気をつけましょう。
寝る前の行動も毎回同じにする
寝る時間に限らず、寝る前の活動も毎回同じようにする事が重要です。
「お風呂」「歯磨き」「絵本の読み聞かせ」などルーティン的に毎回同じことをしましょう。
すると子どもの脳は入眠に向けて徐々に準備をはじめてくれます。
寝る前に光る画面を見ない
これは、一般的にもよく言われることですが、本当に寝る前に光る画面をみることは睡眠にとってよくありません。
入眠前はできるだけYoutubeやゲームは避けましょう。

寝る前にやるくらいなら朝起きてやる方がマシ。
活動時間を保つ工夫
意図的に活動時間を作ってあげることは、子ども覚醒をコントロールするのに重要です。
活動といっても、公園で遊ぶなどの「動的な活動」と勉強などの「静的な活動」に分けられます。
覚醒状態が緩やかに上がっていく午前中のうちに勉強などの静的な活動、昼からは動的な活動と分けて時間を組んであげましょう。
長時間勉強が難しいお子さんは短い時間を複数回スケジュールとして組んであげましょう。
もしくは、勉強の終わりの時間が明確にわかるようなグッズを使うことも有効な手段です。
食事の時間を保つ工夫
食事の時間は、親が一番コントロールしやすい時間です。
忙しくて子どもの時間管理まで手が回らない時には、せめて食事時間を守ることを意識しましょう。
食事の時間が子どもにとって楽しみな時間になることで、そのほかの時間もある程度自分で守ろうと自立してくれる事も多いです。

一緒に1週間の献立を考えたり、イベント的なご飯メニューをあらかじめ予告しておくことなど、夏休みだからこそできる「食育」も兼ねることもできます。
まとめ

夏休みは子育てする親にとっては憂鬱なものですが、最低限子どもの生活リズムを維持することは、夏休み明けスムーズに学校に通うためにも重要なことです。
それぞれの時間を親が管理していきながら習慣にしていくことで、子ども自身で習慣が維持できるよう工夫しましょう。
子どもとの生活時間が長くなることで、夏休みはイライラが増す時期でもあります。
イライラを軽減し、子どもとの大事な時間をお互い良い気持ちで過ごせるよう工夫しましょう。
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