【戦隊終了】なぜ戦隊シリーズが終わった? 子どもの興味の変化と今のヒーロー
2025年、「スーパー戦隊シリーズが終了する」というニュースが話題になりました。
1975年の『秘密戦隊ゴレンジャー』から続く約50年の歴史に、ひと区切りがついた形です。
多くの親世代にとって戦隊ヒーローは、幼少期の思い出そのもの。「まさか終わるなんて…」という驚きの声が多く聞かれました。
では、なぜここで“戦隊もの”が幕を下ろすことになったのでしょうか?
子どもの「憧れの形」が変わった
原因のひとつは、子どもの関心の方向が変化したことです。
かつては「正義の味方」「変身して悪を倒す」というシンプルなヒーロー像が支持されていました。
しかし今の子どもたちは、YouTuberやVTuber、ゲームのキャラクター、クリエイターなど、
「自分で何かを作り出す・発信する」存在に憧れる傾向が強くなっています。
また、戦うことよりも共感・共生を大切にする価値観も広がり、
「敵を倒すより、仲良くなる」物語が人気になっているのも特徴です。
YouTubeやSNSが生んだ「個人ヒーロー」時代
戦隊シリーズは「チームで戦う」ことが魅力でしたが、
現代の子どもたちはSNSを通して「一人でも発信できる世界」を知っています。
たとえば、
- ゲーム実況をする子どもYouTuber
- 自分で作ったマイクラの世界を公開する小学生
- TikTokで工作や料理を紹介する中学生
こうした“個人で輝くヒーロー”たちは、まさに新時代の憧れの象徴です。
昔とのギャップに戸惑う保護者も
親世代から見れば、「戦隊ヒーローは正義を教える良い番組」という印象が強いもの。
しかし今の子どもたちは、画面の中でヒーローを見るより、
自分で配信したり、キャラをカスタマイズしたりと「参加する」楽しさを求めています。
この価値観のズレに戸惑う保護者も少なくありませんが、
これは“遊び方の進化”であり、“憧れの対象が多様化した”という自然な流れとも言えます。
次にくる「新しいヒーロー像」とは
今後は、AIやデジタルツールを使いこなすキャラクターや、
「チームで創造すること」をテーマにした作品が主流になっていくかもしれません。
たとえば:
- 自分のロボットをプログラムして操縦するストーリー
- SNSで仲間を集めて力を合わせる世界観
- 仮想空間で悪意と戦うデジタルヒーロー
現実とフィクションが交差する新時代の“戦隊”が、もう始まりつつあります。
保護者にできる
親として大切なのは、
「自分の子が何に夢中なのか」を否定せず、共に観察してみること。
もしかつてのヒーロー番組が“勇気”や“仲間”を教えてくれたように、
今の子どもが夢中になっているゲームや動画の中にも、
「協力」「工夫」「自己表現」という成長のきっかけが隠れています。
まとめ
戦隊ヒーローが終わっても、「子どもの憧れ」は消えません。
形を変えて、今も進化を続けています。
私たち大人ができるのは、変化を理解しながら、
新しい時代のヒーロー像を一緒に見つけていくことかもしれません。

