【手の力】運筆×宝さがし迷路で力の調整を身に着けよう!


運筆 力の強弱 療育
- 鉛筆を力いっぱい持っている
- 字が濃い
- 塗り絵や書字が疲れやすい
- 字が大きすぎる
小学生は字を書く時間が多く、字を書くことに疲れを感じやすいお子さんが多くいます。
今回は、字を楽に書けるようになるための療育を紹介します!
字を書くハードルが下がる事で学習内容に集中しやすくなり、学力向上につながりますよ!

この記事がオススメな人!
- 自分の子がなかなか上手に字が書けない人。
- 楽しく手を動かす遊びを知りたい人。
- 手先の細かな動きを促したい子を担当している人。
段階付け(スモールステップ)も紹介しています!
遊びの展開に困ったときにはぜひご活用ください!
なぜ力が入りすぎる?
ではなぜ、鉛筆を持つときに力が入りすぎてしまうのでしょうか?
人は何かの動作を習得するとき、以下のような順序を通ります。
お手本などを参考に真似をしたり、とりあえずやってみる時期。
力はほとんど入りにくい。
だんだんと動かし方がわかってきて、全力でやってみる時期。
全力だと非効率的なので調整してみる時期。
このように人は何かを取得するうえで必ず、全力→調整の順番をたどります。

力が入りすぎるお子さんは、
まだSTEP2の全力期間にいる可能性があるとわかりますね。
今回紹介する療育支援は、STEP2からSTEP3への移行をお手伝いする遊びです。
力の調整×運筆
力の調整は、ダイレクトに鉛筆を使わなくても様々な遊びで支援ができますが、
今回は、より運筆の実践に近い状態での遊びを紹介します!
事前準備

【見つからないで迷路】
運筆における力の調整を促す迷路遊び
- 準備物を用意する
- 迷路の行き止まり部分にお宝ポイントを書いておく
遊び方





指示の出し方
【説明】
①お宝を全部集めてゴールします。
②慎重にゆっくりいかないと、鬼が起きてライフが減ります。
③鬼が起きそうなときには止まります。
【実演】
実際にやって見せる。
遊びのポイント
鬼に見つからないように焦って動作が安定しないお子さんがいます。
極端に脅さず、落ち着いて動作できる環境を作りましょう。

安定した動作は安定した心から!
スモールステップ【難易度調整】
遊びはどんどん発展させていきましょう!
お子さんにとって簡単すぎる活動は飽きを生じさせます。
難易度を上げたり、バリエーションを広げて遊びを提供してみよう!

お子さんから出たアイディアも積極的に取り入れよう!
まとめ
運筆の力を高める遊びとして【3本指UFOキャッチャー】を紹介しました!
アイディア次第でさまざまなバリエーションがつけられます!
ぜひお子さんのアイディアも参考に作ってみてください!
