【療育に通いたい】療育にスムーズに通い始めるための『タイミング』
- 療育に通い始めるのはどの月がねらい目なの?
- 療育は人気で空きがないから通うのをあきらめそう…
- とにかく早く療育を使いたい!
時代の変化とともに療育に通うお子さんが増え、人気の療育施設は空き待ち状態でなかなか入れないという状況も珍しくありません。
何か月も空き待ち状態って言われて、うちの子大変だから療育施設側に避けられてるのかな…。
療育施設側が利用する子どもを選別することはほとんどありません。
(選別とか始めたら福祉じゃなくなるし…)
実は、療育施設側にも様々な厳しい縛りがあって、新規の利用をお断りせざる負えない場合があります。
今回は、そんな厳しい条件の中でも比較的スムーズに希望する療育施設に通い始めるための重要な『タイミング』について解説していきます!
療育にスムーズに通い始めるための『タイミング』
療育施設側にも「受け入れたくても受け入れられない」状況を見てきましたが、そんな中でもスムーズに希望する療育施設に通い始めることもできることがあります。
療育にスムーズに通うためにポイントはいくつかありますが、今回は「タイミング」に焦点を当ててみていきましょう。
- 利用継続確認が始まる月にファーストコンタクト
- 4月から利用スタートの希望
- 利用希望の電話をする時間帯
この3つを気にかけているだけで、利用につながれる可能性がグッと上がるはずです。
利用継続確認が始まる月にファーストコンタクト
「利用継続確認」とは、『来年度もこの療育施設を使い続けますか?』という確認です。
この確認で療育施設は来年度の利用人数を把握し始めるため、来年度利用終了する人数に合わせて新規の利用者獲得に動き始めます。
このタイミングで、ファーストコンタクトをすることにより療育施設側にとっては来年度の利用者として有力候補になるわけです。
でも夏くらいに電話をかけて空き待ち状態にしておいた方が利用開始が優先されるんじゃない?
実は、思い立った時に早く連絡して「空き待ち」の状態で待っているよりも、利用継続確認が始まった時点で連絡したときの方が優先される場合があります。
なぜなら、療育施設側は「確実に利用してくれる人用に利用枠を確保したいから」なんです。
療育施設側は、年度の途中で利用希望を出してくれた方をしばらく待たせていると…
もうすでに他の施設を利用しちゃってるかも…
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それなら確実に入ってくれそうな今連絡をくれた人を入れよう
この利用継続確認は各療育施設によって異なりますが12月か1月くらいを目安にしておくとよいでしょう。
4月から利用スタートの希望
利用希望の電話をしたら、利用開始の希望タイミングを聞かると思います。
ここで「今すぐに!」と言ってしまうとズバッと断られてしまう可能性があります。
そこで、少しでも利用をスムーズにするために利用開始の希望タイミングは「3月後半から4月」と伝えましょう。
3月後半から4月にかけては、進学等により利用を終了するお子さんが多くいます。
単純に空き枠が増える時期のため、利用スタートにつながりやすくなるというわけです。
ただ、注意しなくてはいけないのが…
療育手帳がないとせっかく契約になっても、そもそも利用することができません。療育手帳の発行には数週間単位で時間がかかることが多いため、事前に行動しておく必要あります。
利用希望の電話をする時間帯
療育施設に電話をかけてファーストコンタクトをとる際には時間帯に気を付けましょう。
放課後等デイサービスを行っている教室や施設は文字通り『放課後』に多くの利用者がその施設を利用しています。
放課後の時間帯はお子さんも先生も入り乱れるカオスな状態になっていることは珍しくありません。
そんな中で新規の利用希望の電話が来ても電話対応の優先順位は低くなってしまいます。
そのため、15時以降の電話はなるべく避け、午前中やお昼前後に電話かけるとよいでしょう。電話をとった先生も落ち着いてお話を聞いてくれるはずです。
ネットで事前に施設の開所時間を調べておかないと、休憩時間などで、電話をとってくれない事もあるから気を付けないとね!
まとめ
療育施設側にも人数制限など「受け入れたくても受け入れられない原因」がたくさんある。
そんな中でもスムーズに利用開始するために気にしておくべき3つのタイミングが
- 利用継続確認が始まる月にファーストコンタク
- 4月から利用スタートの希望
- 利用希望の電話をする時間帯
具体的には
電話をかける時間は、開所時間中かつ放課後は避ける
これらのタイミングを見計らって希望する療育施設でレッツ療育スタート!
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