【療育ゲーム】 会話力・想像力を育てる!『のびのびTRPGシリーズ』

ke-sensei
キーワード

やりとり 想像力 言葉 ボードゲーム

  • 子どもの話にまとまりがないのが気になる。
  • 物語を想像して会話するのが難しい。
  • 会話を楽しむことができない。

会話」とは、お互いが言葉により場面を想像し合うことで成立するものです。

「言葉」の力だけでなく、お互いの頭に想像しているものが一致していないと会話は成立しません。

子どもの話が一方的でなに言っているかわからないんだよね。

今回は、そんな「会話」の力を育むボードゲームを紹介!

実際に子どもと遊んだ経験も踏まえて解説していきます!

この記事は次のような人にオススメ!

  • 子どもの話し方が気になる人。
  • 想像力を育みたい人。
  • 子どもにとって良い遊びに迷っている人。

AIとの差別化のために主観・経験も含まれています。

この記事を書いた人
Ke先生
Ke先生
発達作業療法士
Profile
子どもと子どもに関わるすべての人が幸せでありますように。
【療育の引き出し】では、地域で活躍してきた発達作業療法士の『Ke先生』と、
人との縁を大切にする心優しい保育士の『Nana先生』の2人が運営!
悩み多き子育てだからこそ、ぜひ専門家の私たちに頼ってみてください!
私たちも一緒に子育てする気持ちで寄り添っていきます。
プロフィールを読む

会話に必要な力

会話は語彙力などの「言葉」の力だけでは成立しません。

会話に必要な力
  • 言葉の理解力
  • 言葉から場面を想像する力
  • 相槌や反応を返す力
  • 相手の気持ちを推察する力 など

様々な力の発達が必要となります。

その中でも言葉から場面を想像する力は、読書や国語の文章読解、算数の文章問題など学習面でも非常に重要な力となっています。

今回はそんな日常生活で重要となる「言葉で場面を想像する力」を育むボードゲームを紹介します!

トイザらス・ベビーザらス オンラインストア

会話力を育むゲーム『のびのびTRPG』

今回紹介するボードゲームはこちら!

【のびのびTRPGシリーズ】 株式会社アークライト

どんなゲーム?

公式YouTube
トイザらス・ベビーザらス オンラインストア

のびのびTRPGシリーズは、1人〜5人で遊べる、物語を作っていくゲームです。

勝ち負けなどは存在せず、すべてはダイス(サイコロ)と、プレイヤーの会話で世界が作られていくものです。

勝ち負けがないのは、子供と遊ぶにはもってこいだね!

難易度
低い
高い
盛り上がり
落ち着く
白熱
自由度
低い
高い

ルール自体もそこまで複雑ではなく、子供が完全に一人で何かしなければならないようなシーンはほとんどありません。

そのため、大人と一緒に遊ぶことで、ルールを大人がコントロールしながら遊ぶことも可能です!

いいところ【魅力】

  • 自由度が高い
  • 勝ち負けがない
  • 文字・漢字・算数の勉強になる

何と言っても、その自由度の高さ!!

参考資料

なぜ自由度が高い遊びが良いのかはコチラの記事から

【長く集中!】飽きっぽい子にオススメなおもちゃを発達のプロが教えます!
【長く集中!】飽きっぽい子にオススメなおもちゃを発達のプロが教えます!

概要のストーリーはカードやダイスで決まりますが、そ例外のストーリーや設定はプレイヤーが勝手に決めて良いのです。

子どもならではの面白い発想がたくさん引き出せますよ!

特定の職業になりきって遊べるところもポイント!ごっこ遊びの延長で楽しむことができますよ!

プレーヤー間での勝ち負けが存在しません。

「子どもが負けて悔しくて泣く」という状況を避けられます。

サイコロによっては「負け」の意味を持つカードを引く場面もありますが、実際はそのカードもいい効果を発揮するカードがほとんど

さらに、シリーズがたくさん出ていますので、お子さんの興味関心に合わせて遊ぶものが選べます!

公式HP:https://arclightgames.jp/novicetrpg/

トイザらス・ベビーザらス オンラインストア

工夫が必要なところ

  • 文字数(漢字)が多い。
  • 1桁の足し算引き算がある。

カード全体を通して文字数が非常に多いことが一番の難しいポイントです。

漢字も多く含まれます
小学生高学年くらいのお子さんは漢字の練習にもなりますが、小さいお子さんと遊ぶ時は、大人が読んであげる必要があります。

また、サイコロも複数使用し、足し算や引き算を暗算で行う必要があります。

暗算が難しい場合にはメモや指を使うなどの手段が必要となります。

逆に考えれば「国語・算数」の勉強にもなるってことだね!

まとめ(子供とプレイした感想)

実際、小学生低学年から中学生のお子さんとプレイしてきました。

ルールの理解自体はすぐにでき、ゲームを楽しんでいるお子さんがほとんどでした!

特にゲーム好きのお子さんには大ハマり!

ゲームはゆっくりと進行していきますから、会話も濃厚にすることができます。

その会話の中で「5W1H」の重要性や、相手の話の聞き方、場面を他者と頭の中で共有する楽しさを教えることができます!

お子さんの「会話力」を伸ばしていきたいと考えているお母様、お父様には必見のボードゲームです!

トイザらス・ベビーザらス オンラインストア
ABOUT ME
Ke先生
Ke先生
発達作業療法士
子どもと子どもに関わるすべての人が幸せでありますように。
【療育の引き出し】では、地域で活躍してきた発達作業療法士の『Ke先生』と、
人との縁を大切にする心優しい保育士の『Nana先生』の2人が運営!
悩み多き子育てだからこそ、ぜひ専門家の私たちに頼ってみてください!
私たちも一緒に子育てする気持ちで寄り添っていきます。
記事URLをコピーしました