【絵本解説】 『えんそくバス』 読み聞かせのポイント!

ke-sensei

こんな子におすすめ!
乗り物が好きな子
幼稚園、保育園に通っている子で、
『遠足』を経験したことがある・する予定の子
紹介する絵本

あらすじ

今日は遠足の日。
ところが園長先生は寝坊をしてしまいました。
子どもたちとひろみ先生は遠足へ出発してしまいます。
公園についてお弁当の時間になると園長先生が合流したのですが…。
急いでいたのでお弁当を忘れてしまった園長先生…。
それを見ていた子どもたちはどうするのでしょうか!?
読み聞かせのポイント!

遠足に持っていくおやつのページでは、
『どんなおやつが好きか・どんなおやつを持っていきたいか』など
想像を膨らませてやり取りをするのも楽しいです。

絵本の世界から、自分のことに置き換えて考えたり想像する
発想の転換も楽しめます。
バスが道を走っているシーンでは、
絵本を傾けたり揺らしたりしながら臨場感たっぷりに読むのがおすすめです。
子どもも一緒に体を傾け絵本の世界に入って楽しめます。

【先生のセリフ】【子どものセリフ】【セリフ以外の部分】を
読むひとの声のトーンや音程、話すスピードを変えるなどして読み分けましょう。
聞いている子も状況を把握しやすくなり、より楽しめます。

繰り返し読んで内容を把握している子には
「次はどうなるんだっけ?」と問いかけながら読み進めてもいいですね!
子どもの反応になんて言う?

子どもの反応に返答する例
- 食べ物のページでは食べる真似をする
→一緒に食べる真似をする、どれが食べたいか等のやり取りに繋げましょう。
→経験が話せる子には、おやつやお弁当を食べた場面を思い出して話してもらう。
- 滑り台やロープを迷路のように指でなぞっていく
→子どもたちの動きや遊びを想像してなぞってもらいましょう。
- 登場人物の容姿について触れる(ハゲ、ヒゲ、メガネなど)
→子どもが気づいたこと自体には共感してあげながら、よくない言葉は言い換えて聞かせ、ストーリーに戻りましょう。
まとめ
バスが揺れるシーンでたくさんやり取りができる絵本です。
子どものやさしさが見える絵本でもあります。
ぜひたくさんやりとりをしながら読んであげましょう!

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