絵本紹介

【絵本解説】 『せんろはつづく』 読み聞かせのポイント!

ke-sensei
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こんな子におすすめ!

乗り物が好きな子 【電車・線路・踏切・トンネル・汽車】

文字量
少ない
多い
ストーリー性
ない
ある
イラスト
写実的
かわいい

紹介する絵本

『せんろはつづく』

文:竹下文子
絵:鈴木まもる

出版:金の星社

https://www.kinnohoshi.co.jp/search/info.php?isbn=9784323013633

あらすじ

登場人物は6人の小人。

何もない野原から線路を作って繋げていく。

山や川、池などを越えて線路を繋げ、踏切や駅を作って電車を走らせる話。

読み聞かせのポイント!

線路を繋げられず困ってしまう小人たち。
一緒に線路を繋げていく気持ちを共有してみましょう!

読んであげているお子さんも絵本に登場するメンバーになりきって物語に入っていけると楽しいです!

繰り返し読んで内容を把握している子には

「次はどうなるんだっけ?」と問いかけながら読み進めてもいいですね!

ストーリーには登場しない、動物たちの変化に注目してみましょう!

どんな動物たちが出てきて、最後には小人たちとどのように関わっていくのか
お子さんと一緒に読み解いていくのも良いですね!

イラストに注目する子どもならではの視点!
子どもが自分で気づく楽しさもあります!

子どもの反応になんて言う?

子どもの反応に返答する例
  • 表紙をめくった裏側の線路のイラストを指でなぞる

 →周りの建物や自然のものについても問いかけてみましょう。

  • 「どうする?」と尋ねても答えられない、「わかんない!」と怒ってしまう

 →「どうなるか見てみよう!」と前向きにストーリーへ繋げてあげます。

  • イラストの線路をなぞることに夢中で話を聞いていない

 線路をなぞる姿は見守り、なぞり終えてからストーリーを進めてみましょう。

子どもは複数のことを一度に理解するのは難しいです。
お子さんの行動を優先させてあげて終わってから
お話を再開してあげましょう。

 

まとめ

登場する子どもたちと一緒に問題を解決していく楽しみがあります!

お子さんの予測する力を伸ばすきっかけにもなるでしょう。

シリーズもたくさん出ています!

物語を楽しみはじめたお子さんにもお勧めできる一冊です。

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ABOUT ME
Ke先生
Ke先生
発達作業療法士
地域の療育現場で働く作業療法士。
わたし自身長く療育に携わってきてもお子さんとの関わりについて日々悩むばかり。
悩む中で得られた知識や経験を共有し、同じ悩みを持つ方の力になれればと思いブログをはじめてみました!
『楽しく学べる!』をコンセプトに療育に関する知識や技術を発信していきます!
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