療育でよく聞く単語検索 『か行』

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か
覚醒
脳の活動度合。覚醒が低いと眠い、ぼーっとしている状態。
逆に覚醒が高いと、落ち着きがない多弁多動な状態。
覚醒が低くすぎず高すぎない状態が集中を作る。
環境
その人を取り巻く周囲の場所やモノ、人などの総称。物的環境・人的環境などと呼ぶ。人は常に環境のなかで生きているため、その子の現状を評価・アセスメントする重要な指標の一つとなる。
観察
事実をありのままに視ること。主観を入れずにお子さんの状態をとらえること。
き
客観的視点
相手の立場になって物事を考えること。自分の行動をほかの人が見たらどう思うかを考えること。客観視とも呼ぶことがある。
客観的事実
誰が見てもそうだとわかること。観察者による主観が一切入っていない事。


く
クレーン現象
お子さんが、何かやってほしいことがあるときに大人の手をつかんで動作を行わせようとする現象。言葉の発達とともになくなっていく。

け
けいふぉんと!
療育現場での使用にオススメのフォント。フリーフォントでありながら適応文字が多い。形の崩れが若干あるため、平仮名を覚えたお子さんでの使用をオススメ。
原子反射
生まれた時から存在する反射のこと。成長とともに消失する。
成長とともに出現したのち数か月で消失するものもある。
こ
考察
観察した結果をもとにお子さんの困難感の原因を考えること。客観的考察を踏まえ、複数の考察案が出せると良い。主観で決めつける考察はNG。
ゴール
療育やリハビリの世界で使われる「ゴール」は、目標を意味することが多い。
個別支援計画
療育支援を行う上で必ず必要な計画書類。保護者や本人との面談により同意を得て作成される。
療育者は基本的にこの個別支援計画に沿った療育支援を行わなくてはならない。
児童発達管理責任者【自発管】が作成し、施設内での会議を経て保護者へ提示される。
口唇反射
新生児の唇近くに触れると、その方向を向く。原子反射のひとつ。母親の乳首を探すための反射。成長とともに消失する。