療育でよく聞く単語検索 『た行』

ke-sensei

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単語

「らいおん」「ごはん」など、文章を構成する最小単位の言葉。指示はお子さんの発する単語量に合わせることで伝わりやすい。

立ち直り反応

姿勢を維持するための反射のひとつ。成長とともに消失するものと、一生残るものがある。

代償

必要となる行動や動作に対し本来必要となるものとは異なるもので行うこと。例えば、四角認知機能に苦手さがある子が音読が全くできないとする。教科書を置いて指さしや定規をつかって読むべき場所をわかりやすくする。といったようなもの。

短期記憶

ごく短い間だけ覚えておける記憶の種類。例えば、電話番号のメモを覚えて電話機のボタンを押したり、自分のホテルの部屋番号を記憶したり、数桁の認証コードを入力するまで記憶しておくこと。

対称性頸反射【STNR】

新生児の原子反射のひとつ。うつ伏せの状態で体を持ち上げて検査する。

頭を上に持ち上げると、腕が伸びて膝が曲がる。頭を下に下げるとそれぞれ逆になる。

抽象概念 (抽象的な言葉)

名詞や動詞など具体的な概念・言葉ではないもの。
言葉に苦手さがあるお子さんは概念を理解し、習得するのに時間がかかる事が多い。

目に見えない抽象的な言葉の例
  • あれ・あっち・こっち・これ
  • うえ・した・みぎ・ひだり・まえ・うしろ
  • 早く・ゆっくり
  • もっと・いっぱい・おおい・すくない
  • やって・して
  • きのう・あした・こんど
注意機能

集中し続けたり、集中するものを切り替えたり、いくつかのことに集中を分散させる力のこと。

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手首より先を指す。指を「手」と表現したり、腕も「手」と表現することもある。

転換性注意機能

複数の物事に注意を繰り返し切り替えていくこと。【例】黒板とノートを行ったり来たり。

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トップダウンアプローチ

障害や苦手さに対し、それが影響している生活場面での動作や行動から支援していく方法。例えば、箸動作獲得ならば、本人の動作をよく観察し、苦手になっている部分の分析を粉う。環境などで代償できる部分は十分に甘えつつ機能向上が必要なら、手の細かな動きの練習を行うなど。

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