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【SST教材】あした子供に教えたい哲学『汝自身を知れ』

ke-sensei

今回の【あした子供に教えたい哲学】は…

『汝自身を知れ』

【あした子供に教えたい哲学】では、子どもの人生の指針となるような教えや考えを発信しています。

療育に限らず、学校やご家庭でお子さんにお話ししてもよいでしょう。

この記事を書いた人
Ke先生
Ke先生
発達作業療法士
Profile
地域の療育現場で働く作業療法士。
わたし自身長く療育に携わってきてもお子さんとの関わりについて日々悩むばかり。
悩む中で得られた知識や経験を共有し、同じ悩みを持つ方の力になれればと思いブログをはじめてみました!
『楽しく学べる!』をコンセプトに療育に関する知識や技術を発信していきます!
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※哲学について深く考察する記事ではありません。あくまで、子どもと一緒に考える材料としてお使いください。

この言葉を残した人

参考資料

名前:ソクラテス

出身:古代ギリシャ

職業:軍人・哲学者

おもしろポイント:体力おばけ。複数回従軍。論破大好きおじさんへと進化。

言葉の意味

汝自身を知れ

『汝』とは現在の言葉でいう「あなた」という意味です。

つまり『汝自身を知れ』とは、『あなた自身のことを深く知りなさい』という意味になります。

汝ってホントは『おまえ』って意味合いの本当は近いかも。

ソクラテスが哲学をやっていく中で、自分がいかに物事を知らないかを知ったことがこの言葉が生まれるきっかけとなっています。

深ぼり!

古代ギリシャにおいて、傲慢さは悪とされてきました。ソクラテスが善とは何かを追及するうちに人は善についてあまりよくわかっていないということに気付いたのです。

子どもへの伝え方

『汝自身を知れ』

発問:自分のこと。どれぐらい知っているでしょうか?

身長は?体重は?名前は?好きなものは?大事に思ってることは?将来どうなりたい?

実は大人でも自分のことを正確に100パーセント知っている人はほんの一握りです。

自分を知ることで、自分がなりたい自分に近づいていく方法が見えてきます。

自分を知ることで、大変な壁にぶち当たったとき、対処する方法を見つけられます。

自分をしることで、大切な人と幸せに暮らしていくことができます。

発問:では、自分を知るにはどうしたらいいのでしょう。

一番簡単なのは、信頼できる人に教えてもらうことです。

自分をよく知る人、例えばお母さん、お父さん、親友、先生。

その人から見る「自分」をたくさん教えてもらいましょう。

まとめ

自己認知はその子がその子らしく生きていくために重要な力です。

この話をきっかけに自分について考える時間を作ってみよう。

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