【先生変えてほしい】療育先生ガチャにハズレたと感じたら!保護者ができる対策


療育 先生ガチャ ハズレ 対策
- 療育が最近うまくいっていない気がする
- 担当を変えてほしいけどどうしたらいい?
- 療育施設ごと変更するのには勇気がいる!
療育の世界にも先生ガチャは確実に存在しています。
今回はその「療育の先生ガチャ」にハズレた!と感じてしまった時の、
ママ・パパができることをお伝えします!

この記事は次のような人にオススメ!
- 療育担当を変えてほしいと感じている方。
- 最近お子さんが療育で楽しくなさそうに見える方。
- やってほしい療育を先生が全然やってくれないと感じる方。
療育の先生も「人」であり、AIには代われない仕事である以上、どうしてもお子さんとの関わり方に個人差が強く出てしまいます。
この記事では「療育の先生ガチャが存在してしまう理由」も含め、
後半では「良い療育の先生」とはどんな先生なのかも合わせて解説していきます。
ぜひ最後までご覧ください!
先生ガチャが存在する理由

療育は基本的に【児童発達管理責任者】が支援の方向性を決定し、実際にやることを考えるのは担当の先生です。
支援を作る療育の先生の能力によって、療育内容やお子さんの反応に大きく差が出てしまうのも事実です。
療育の先生の能力に差が出てしまう理由は大きく分けて3つ!
- 先生のこれまでの経歴の差
- 先生の学ぶ意欲の差
- 先生が所属する環境の差
詳しい内容の解説記事はコチラ▼
先生の経歴や知識、施設全体の雰囲気がお子さんに与える影響はとても大きいです。
ハズレたらやるべきこと

療育の先生は保護者の皆様が決められるものではない以上、ハズレの先生を引いてしまう事もあるでしょう。
また、療育の世界も福祉業界の例にもれず、人の出入りが激しい職種です。
つい先週までいた当たりの先生が急にいなくなることもあります。

当たりの先生が急に異動することも多いんですよね…。
自分の大切なお子さんにハズレの先生が担当になってしまったら、絶望的な気分になるかもしれません。
ハズレの先生が担当になった場合、保護者の皆様がやるべきことは以下の通りです。
- 悩みを率直に伝える
- 先生の変更をお願いする
- 療育施設を変える
- 先生とたくさん話す
ガチャハズレ=先生・施設の変更としたい気持ちも十分わかりますが、環境を高頻度で変えることはお子さんにとって良いこととは言えません。
先生・施設の変更だけでない対策方法も解説していきます!
悩みを率直に伝える

療育支援は基本的に担当の指導員の先生が作成しています。
特に経験の浅い指導員にとって、一番困ってしまうのが「何をしたらいいのか分からない」状況に陥ることです。
保護者の皆様が望む療育が展開されていかない主な原因として、指導員がその保護者の方の悩みや希望に気付いていないことが多いのです。

私も新人の時は、とりあえず理由もなくそれっぽい支援をやっていたなぁ…。
この気持ちのすれ違いが、無意味な療育時間を生んでしまいます。
気持ちのすれ違いを生じさせないためにも、保護者の皆様が生活で感じている困り感や療育への希望を率直にお伝えいただけると指導員側はとても助かります。
悩みや希望をお伝えする際のポイントは以下の通りです。
- できる限り具体的に伝える。
- 子どもの家庭や学校での様子を積極的に伝える。
- できるようになったらうれしいことを伝える。
- 保護者の皆様から指導員に話しかけてみる。
一番のポイントは「具体的に伝える」です。
「手の力を高めてほしい」「やりとりできるようになってほしい」など、ふわっとしたお願いを伝えると、新人療育者は何をやっていいのか困ってしまうことがあります。
「箸が使えなくて困っている」「会話で主語が毎回抜ける」など、具体的な困り感を伝えることで療育支援を作る先生の目標が定まり、より良い療育支援が展開されていくでしょう。

本来はこの目標設定をするスキルも先生が身につけなければいけないのですが、新人先生にとっては難しいスキルなのです…。
今すぐ行動できることですから、まずは悩みを率直に伝えることからチャレンジしてみるところからやってみましょう!
先生の変更をお願いする

どうしても先生と子どもが合わないと感じたら、先生の変更をお願いすることも可能です。
通っている療育施設の他の先生が担当になることで大幅に子どもの様子が変わることも実際、多くあります。
療育の先生の変更をお願いすることはお子さんにとって良いこともある反面、
デメリットも確実に存在します。
- またハズレの先生を引くかもしれない。
- クレームと捉えられるかもしれない。
- また1から関係づくりの時間が必要になる。
- お子さんが新しい人に拒否感を示す可能性がある。
- 施設の方針や人員配置の関係で変更できないと言われることもある。
先生の変更自体は可能なものですが、利用している施設によっては利用曜日・時間帯を変えなければいけないという状況になるかもしれません。
お子さんの様子や家庭の生活も十分考慮したうえで変更をお願いしてみましょう。
療育施設を変える

ハズレの先生を引いてしまった場合、思い切って療育施設自体を変更してみるのも手です。
「療育の先生」はその施設の特色を強く反映させます。
療育施設の雰囲気がお子さんに合っていないと感じたら思い切って通う施設を再検討してみるのも良いでしょう。
ただし、通う施設を変えることは、先生の変更をお願いすることよりもお子さんに大きな環境の変化を強いることになります。
お子さんの不安感につながる結果にならないよう、やれることをすべてやりきった最終手段として施設の変更を考えるようにしましょう。
先生とたくさん話す

療育は本人(お子さん)・保護者・先生の参加があって初めて良い療育が成立します。
保護者の皆様ご自身も療育に参加する一員として、積極的に先生と会話をしてみましょう。
先生の事を知るためにも、保護者や子どものことを知ってもらうためにも積極的にコミュニケーションをとることは重要です。
さらに、積極的に会話をすることには何のリスクやデメリットもありません。
結局は人と人のつながりが全てです。「ガチャハズレかよ!」と嘆きに浸る前に、積極的に先生に話しかけてみましょう!
まとめ

療育の先生ガチャにハズレた!と感じたら保護者の皆様にやれることは以下の通りです。
- 悩みを率直に伝える
- 先生の変更をお願いする
- 療育施設を変える
- 先生とたくさん話す
先生や施設の変更にはそれなりにリスクやデメリットが生じます。
まずは担当になった先生の事をよく知るためにも、また、子どもの事を知ってもらうためにも積極的に話しをしてみましょう。
療育は「本人(子ども)・保護者の皆様・先生」で作っていくものです。
ぜひ療育を作る一員として積極的に参加をしてみましょう!
それでもどうしても無理だという場合には先生や施設を変更することも手段として持っておくと良いでしょう。
